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メールマガジン  看護進学会通信 第2号★
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[ 配信日時:2002/10/1(月)]
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★このメールは看護進学会・看護医療サーチのメールマガジンの登録フォームから登録された方に配信しております。

創刊号を発刊以来、ほぼ1年ぶりのメールマガジンの発行です。
昨年受験生だった方は、今年は既に学生の方が多いのではないでしょうか。

さて、今日から10月。今月は推薦入試の願書受付が始まりますね。(早いところは9月に受付ていましたが) また、文化祭、学園祭なども10月・11月に目白押しでしょう。
学校説明会に行きそびれてしまった方は、この機会に足を運んでみることをお勧めいたします。面接の時に志望動機を聞かれますが、学校に来てみて感じたことを自分の言葉で率直に表現することが試験管の好感を得られます。


◆ 志望動機・自己推薦書をどう書くか。
この時期、一番多い質問が願書に書く(添付する)志望動機の書き方です。
☆ポイントを説明しますと
1.なぜ医療従者(看護師、理学療法士など)になるのか。
特に社会人の方は会社を辞めてまで志望する理由がポイントです。
2.将来、どのような理想像を目指しているのか。(自らの描く理想の看護師像、理学療法士像など)
3.本校で何を学びたいのか(なぜ、本校を選んだのか)
この3点が3本柱です。これを中心に書きましょう。

◆志望動機を見てくれる人がいない方、添削をご希望の方には志望動機・自己推薦書(これに類する題)の添削指導を10月1日から行ないますので、どうぞご応募ください。
詳しい内容はホームページにアップしました。
http://kangohope.com/tensaku.html


★ 7Kの労働の看護婦
看護・医療サーチエンジン http://kangosearch.com
の掲示板に書き込みがありました。
◇現職の看護婦さんからのシビアなご意見です。
 
私は実際、社会人から看護婦という職に憧れと幻想を抱いて看護婦になりました。看護婦さんっていつもドラマで感動あふれる物語を演じていますし。ところが念願の看護婦になったあと、実際の看護婦の仕事というものがわかって、長年描いていた看護婦像が一瞬にして崩れ去ってしまいました。看護婦と言う仕事が決してドラマに出てくるようなきれいな仕事ばかりではないということにはっきりと気付きました。ドラマの中の看護婦は、採血したり、包帯巻いたり、血圧や体温を測ったりしてるだけですが、そんなものは看護婦の仕事のごく一部でしかないとわかりました。本当の看護婦さんはみんな、血まみれ、ゲロまみれ、ウンコまみれの中で黙々と仕事をしています。そして食事の介助、床ずれ防止の体位交換、洗髪、ひげそり、陰部洗浄、蒸しタオルでの体拭き、排便・排尿の介助、シーツ替えなど汚い肉体労働のオンパレードなのです。これが必死こいて専門知識つめこんで国試に受かってする仕事かと感じました。要するに誰でもできる雑用一般なんです、看護婦なんて仕事は。よく今どきの若い女の子が耐えられるなあと思います。しかもそうした汚い仕事をする相手は、中高年やお年寄りばかりで、ドラマにでてくるようなカッコイイ男性の患者さんなんて、探してもめったにいません。しかもそのきつい仕事にとどめを刺すのが三交代勤務体制です。自分の希望した日に必ず休めるとは限らないし。結局勝手に決められたスケジュールに従うしかないんです。さらに、看護婦さん同士の人間関係も疲れます。大体、看護婦ってわがままで気の強い人ばかりなんですよ。みんなストレスたまって気が立っているんで悪口も歯に衣を着せないし。患者さんの前では笑顔でいるぶんよけいに不気味なんですね。先輩の看護婦さんなんてもう怖くていつもビクビクです。偉そうな顔して平気で人格否定するようなこというし、まるで姑の嫁いびりです。
いろいろ書きましたが、これから看護婦を目指す方、少しでも実態のほうわかっていただければ
◇ このご意見に対して、次のような書き込みがありました。
看護職に対する捉え方です。

なんとなく、すごくつらい職場にいらっしゃる印象を受けました。
失礼だったら、ごめんなさい。

ただ、汚い仕事を黙々とやっていることだけが看護婦なのでしょうか。食事の介助、床ずれ防止の体位交換、洗髪、ひげそり、陰部洗浄、蒸しタオルでの体拭き、排便・排尿の介助、シーツ替えなど汚い肉体労働のオンパレード・・というものがありました。確かに、肉体労働そのものであり、世間一般では高給取と言われていながらも、仕事の内容には見合っていません。明らかに社会的差別が根強い職種だと思います。ましてや女の世界が大多数であるため、複雑で閉鎖的な人間関係は免れません。

しかし、暗黒の世界一色なのでしょうか?

一生懸命その人のことを考えて良い方向に向かうよう努力したり、涙を流したり、怒ったり、笑ったり・・そういうことって人としてすごく大切なことだと私は思います。人を成長させてくれる・・そんな職業ではないかと思ったりもします。
時々、とても素敵な30・40・50歳の看護婦に出会うことがあります。(ホントにまれですが・・(^^)V)どこかは分かりませんが、彼女達が活き活きしている風を感じることがあります。きっと泣いたり、怒ったり、笑ったりしたことすべての看護婦経験が大きくそうさせ、周りに必要とされている存在と感じたのだ思います。患者さんから学ばさせていただくことは、計り知れない気がします。

肉体労働と言われる看護技術たるものは、看護婦自身の判断と経験・患者さんの身体面に限らず、精神的・社会的根拠に基づいたものであるはずです。その汚い行為が患者さんにとっていかに重要なものであるかを再認識する必要があると思います。(綺麗ごとなのでしょうけど(>m<)!)
肉体労働の後に得られた評価をいかに意味付けするかが看護婦の力量ではないでしょうか。
24時間患者さんの傍にいる唯一の職種として、出来ることってはかり知れないハズ・・それをただの世話人だけに終わらせてしまうのはもったいない!!今の日本は世話人的レベルとして押しつけられていることも現実ではありますが。
だからと言って、為すがままで良いのでしょうか。これから看護婦としてやって行く者たちが、色んなことを変えていく時代だと思っています。いや、どんどん変化していく時代だと思っています。今は、その野望のための地道な修行を積んでいる私であります。

これから看護婦を目指す方は、実態を知ると共に野心を抱いてがんばって欲しいです。
というご意見です。他にも2・3の書き込みがありました。
あなたはどう思いますか?
あなたのご意見も掲示板に投稿ください。
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★ リハビリを志す方へ
http://www.rehab.go.jp/DoT/jap.htm
世界保健機関(WHO)国際セミナーで東京宣言(1997年)が行われました。
リハビリを目指される方は一読しておくことをお薦めいたします。


第2号はこのあたりで終了いたします。
これからは頻繁に、とはいっても月何回発行できるでしょうか?不定期発行ですが、またお読みになってください。
※皆さんのご意見を投稿してください。

■ お問い合わせ:看護進学会
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